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恋におちる確率/ジェニファー・クルージー

4562043237恋におちる確率 (ライムブックス)
Jennifer Crusie 平林 祥
原書房 2007-06

by G-Tools

春に(略)

あらすじから予想してたのとはかなり違ってましたが(笑)。と~っても面白かったです♪
かなり分厚い本ですが、厚さが気にならないテンポの良さで、一気読みでした。ヒーロー・ヒロインは勿論、脇役まで皆生き生きと個性的・魅力的で、ドラマか映画を見てるよう。キャラの会話や動きが小気味良くて楽しいんです~♪
メインキャラは皆30代なのに、何故か何だか20代なイメージでずっと読んでしまいましたが(笑)。ヒーロー・キャルヴィン(キャル)、ヒロイン・ミネルヴァ(ミン)共に、どっか大人げない部分があるからかも?
でもキャルは可愛いヤツです。優しくて良い人だし。ミンも、意地っ張りだったりしてもやっぱり優しくて良い人だし(笑)。お互い、家族関係に色々問題があるんだけど、キャルはミンの為、ミンはキャルの為に、相手の家族と真っ向対決しちゃう辺りなんか良いんですよね~vv* もうお互いめろめろなのに、なかなか一歩踏み出せなくてすれ違っちゃったり、後半特にもどかしい2人なんですけど。

主役2人のロマンスも良いですが、個人的には脇の友人カップル、ロジャー&ボニーも萌え(笑)。天然バカップルというかなんというか。2人の間でプロポーズの予定がしっかり決まってるってくだりが好きだわ~(*´▽`*)**

キャラ的には、最初お調子者なだけかと思ってたキャルの親友トニーが、意外なバランスの良さで男前だったのが良かったです♪ラスト、そうきますか!とビックリしましたが。
でも一番のオトコマエは、やっぱりミンの親友・リザ姐さんでしょうか。ミンを守るべく、イイところでスパーンとキャルをどつく姐さんがステキです(笑)。ラストではもうオトコマエ度が増す一方で、その後は絶対伝説の人になってると思うな(笑)。

いや~、賑やかで楽しかったです♪
チキンマルサラとドーナツが食べた~~い!!(笑)


――「おれは今、きみのサンダルに銃を突きつけてる」――


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