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ハーレクイン 2019年 12/21 (24)号



昨日発売になりました『ハーレクイン 12/21 (24)号 』の表紙と『無垢な天使の祈り』(原作/クリスティン・リマー)125Pを描かせて頂きました。どうぞよろしくお願い致しますm(_ _)m


前作「情熱の結晶と愛なき婚礼」に続き、モンテドーロ公国シリーズの3作目、アレックスの双子の弟・ダミアンがヒーローでございます。顔は同じなのに性格違い過ぎて似てないと思われてる双子(笑)。まあ、あまり双子ってとこには特に意味は無い感じですが(^^;)
ヒロインは、ダミアンの妹アリスの婚約者であり彼の友人でもあるノアの妹・ルーシー。生まれつき心臓が悪く、学校にもろくに通えず何度も生死の境を彷徨い入退院を繰り返し…という、なかなかハードな過去持ち(現在は手術が成功して普通の生活が送れるようになってる)です。
その過去部分を、もう少ししっかり描けたら良かったなあ…というのが今回の反省点というか心残り……
でも今回はダミアンサイドもできるだけ入れないと、なんだかよくわかんないなこの人?て感じになりかねないと…|д゚)
ハーレでは定番の「自分は結婚には向かない、本気で誰かを愛せない人間なんだ」と拗らせちゃってるヒーローなんですが、拗らせ方がちょっと変わってるというか珍しいというか…辛い過去やトラウマ無しで拗らせる辺りが。アレックスよりは描きやすいだろうと思ってたんですが、意外と大変だったなぁと。

…てか、ルーシーのお兄さんのノアがですね!もっと描きたかったな!それが一番の心残りかも(笑)
いや、だって、両親早くに亡くして貧しさの中病気の妹抱えて「金持ちになって手術受けさせてやる」と有言実行で大成功して大金持ちになってプリンセスと婚約…なんてすごい人なんでね!きっとアリスとノアのお話があるはずだと思うんですが、今のところ翻訳は無いようで。気になる…!(>ω<)


それにしても今回、トーンの効果等、印刷で見ると、思った様な効果になってないな…て所が結構あって、しょんぼりです…(´・ω・`) やっぱりいまだにデジタルは色々難しいなと思いました…
カラーも、トビラ絵のドレスはモニタで見ると明るめのオレンジなんですが、印刷ではかなり茶色がかってて、調整難しいなぁと…どうすれば…;;;

なんだか色々反省することばかりです(ノε`)